言葉はなくても。
ことばが書かれていない
絵だけの絵本「ぞうのボタン」
表紙の絵が気になって手にとった。
ぞうのおなかにボタンがある。
ボタンをあけると、
「うぉう・・・、シュールやな( ꒪⌓꒪)」
ボタンをあけると
ぞうが皮みたいふにゃふにゃになって
中から馬が出てきた。
馬にもボタンがあって中からライオンが・・・。
と、くりかえされていく。
ひたすらそれだけだけど
オチで、
「おー、そうくるか!!」
と、おどろかされる。
わたしは、皮みたいになってしまう動物たちが
怖かったが、
子どもたちはこれを読んでどう思うだろう。
泣かないかな。
心配していたが
当日2歳と6歳だった娘達は
この絵本が大好きになった。
次は何の動物が出てくるかとワクワクし
ヌッ、と出てきては笑う。
最後には
「おー!!」
と、盛り上がる。
言葉のない絵本で
子どもたちがこんなにも楽しめるなんて
この絵本に込められた力を感じる。
小さな子どもと
大人が一緒に楽しめる1冊です。
この絵本や、
「ねずみくんのチョッキ」
などで有名なねずみくんシリーズは
うえののりこさんと、
なかえよしをさんの
夫婦二人三脚で作られてきた。
この本はデビュー作に当たるらしい。
ぞうのボタンや、
ねずみくんシリーズの製作秘話などが
書かれた記事があったので
興味のある人は
ぜひ読んでみてください↓