年末になると読みたくなる絵本「くまのこのとしこし」
クリスマスの絵本はたくさんでてるけど
そういえば、お正月の絵本ってあるのかな。
歳時記とかだと、門松のこととかも
説明がついてるけど
もっと簡単に、子どもでも正月のあれやこれやが
わかりやすい本はないかなと
思っていた時に、
絵本やさんが紹介してくれたのがこの本。
くまのこが主人公なあたり
純和風の本という感じでもないのに
この表紙に描かれたTHE年賀状!
おもしろそう!
すぐに購入して読んだ。
くまのこは、
ことしがおわって、らいねんがくるということに驚く。
年賀状におめでとうと書くおとうさんをみて
「らいねんがくるのは、おめでたいことなんだ!」
と、おりがみで輪飾りを作ったり、
画用紙に「おめでとう」とかいたりする。
お母さんがらいねんのための買い物に行くといえば
「らいねんのためになにかかってあげるの?」
と、らいねんがうらやましくなってしまう。
ことしと、らいねんと、としこし準備と、年越と。
実態のないそれらを、
くまのこなりに感じて解釈して
動いて行く様子が子どもらしくてとってもかわいらしい。
作者の子どもの頃の体験が書かれた
あとがきも
この本のストーリーと相まって
じんわりあたたかい。
知識を教えるというより
子どもと年越しの雰囲気を感じるのに
とっても楽しい絵本です。
この本に感化されて
小1の娘も、はじめての0時の年越しにチャレンジするそうです。
最後まで起きていられるかなぁ。
毎年の年越しに見る定番番組
Eテレの
「2355−0655 年越しをご一緒にスペシャル」
今年は3人で見ながら
ゆるーい年越しをしようと思います。
今年の干支ソングも楽しみだ。
今年からは
これを飾って年越し。
子どもが並べて楽しんでます(*´▽`*)