となりの読書会。

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「読書を人と楽しめる人は、自分と人を大切にできる人」  読書を人と楽しめる人を増やすために 人と共有する読書の楽しさや、読書会主催、運営のヒントをお届けします。簡単手作りおもちゃも紹介してます。本が好きな人、読書会やってみたい人、子育て中の人、ぜひ遊びに来てくださいね。

新年新たな趣味に―図書館でタイムスリップ

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新年になって、

「なんか趣味とか見つけたいなぁ」

という方に

マニアックかつ

簡単で、意外と面白い

私の趣味をご紹介。

 

 

それは、

図書館の参考室でタイムスリップすること。

 

 

あー!まってー!

やばい人だと思って閉じないでー!

 

 

タイムスリップの方法は簡単。

図書館参考室で「新聞縮刷版」を

読むだけです。

 

参考室は結構ひっそりしてて

行ったことない人、知らない人もいるかもしれません。

 

参考室にはなにかを調べるための本や、

成人室では、見たこともないようなおもしろい本がたくさんあります。

 

参考室でいろんな本を探すのも楽しいですが

私のお気に入りは、なんせこの「新聞縮刷版」

 

新聞縮刷版は、新聞の縮小コピーを冊子にしたものです。

近年の新聞から、今日見た中では明治の新聞 まで見られました。

 

今日は『朝日新聞に見る日本の歩み』の

昭和17年〜19年のと20年〜21年のを読んできました。

朝日新聞に見る日本の歩み〈昭和20年-21年(焦土に築く民主主義1)〉 (1973年)

 

ノートを傍らに置いて

タイムスリップにいざゆかん!

 

読みながら、気になったところをどんどん抜き書きしていきます。

 

当時の言葉や写真に触れながら

当時の雰囲気にどっぷりつかれます。 

 

 

 

いくつか気になったものを書いておきます。

 

・s18.5.5「この髪型で働かう」産報戦う「身嗜み」を考案。

  「パーマネントを止めませう」

絵には、戦時中の女性がよくしている、

低い位置で結って、手ぬぐいをおでこの上で結んだような

髪型が書かれていました。2、3分で結える簡単な髪型らしい。

「パーマネントに代わる簡単便利なことを狙いとし、

それに、戦場に臨む皇軍勇士が皆

坊主刈りにして出征する気持ちを取り入れて考案したもの」

髪型もこうして、国側から決められていくんだなぁ。

 

・s20.10.29  始まっている「死の行進」餓死はすでに全国の街に

 名古屋だけで終戦後72名が餓死。

池に毎日300人が釣りに来たり

配給だけでは死んでしまうような状況が戦後も

続いたようです。

 

 

・s21.2.22  憲法改定草案解説

「夫婦同等の権利」

法改正草案がたくさん書かれている最後に記者のコメント。

「ほとんど書けているが、殊に国民の義務として当然な納税の義務

草案のどこにも規定がないのはどうしたものか。

おそらく誤って書き落としているのであろう。」

昔の新聞は、記者の主観が入ってるところが

今の新聞とちがっておもしろいです。

 

・s21.2.22  近く女子警察官登場

制服は、帝都の一流デザイナーが意匠を凝らしたもの。

仕事のない時代、そしておしゃれな洋服の制服。

志願者も結構いたのかもしれないなぁ。

 

 

 

・女性が選挙権を得てのはじめての選挙は

会場の図解付きで丁寧に説明されています。

s21.4.8「投票はこんな要領で」

「家族揃って楽な気持ちで」

「名前の外には書くな。印鑑不要。入場券は必ず持参」

「字を知らぬ人は家で書いてもらって見て書く」

「家で書いてもらった紙と、投票用紙の間にカーボン用紙をはさんで

なぞって書くのは無効。あくまで見て書かないといけない」

選挙で選ばれた女性たちの写真もあり、

 戦後、女性が活躍する時代に踏み込んでいく雰囲気が感じられます。

 

・s21.4.8「満州から初の引揚げ」

お!こないだ「流れる星は生きている」を読んだとこだ。

tonarinodokushokai.hatenablog.com

著者藤原ていさんが日本に上陸したのは、21.9.12。

その頃ていさんは、窓もない廃墟を、手入れして団体生活をしていた。

配給が米から雑穀にかわり、こどもたちが消化不良を起こしたり

死ぬ人もたくさんでていたころだ。

 

四月がやってきた。まだ春は訪れなかった。

引揚げの噂は絶えず出ては、そのデマの引揚げの期日が来ると、

次の新しい引揚げの期日がどこからともなくいいふらされて来る。

 

この頃にはもう、日本に帰ってた人もいるんだ。

引揚げの時期が早かったか遅かったかで

命の長さは変わったんだろうなぁ。

 

その他、

旧字体の「い」「え」などの表記が終わり、新かなづかいになることの記事や

9年制の義務教育になる記事なども興味深かった。

 

 

 

過去の記事を

当時リアルタイムで書かれたもので読むと

タイムスリップしたような気分を満喫できます。

 

自分や、家族の誕生日の記事を読むもよし、

自分が小学生の頃のことを知るもよし。

 

簡単にタイムスリップできる

「新聞縮刷版読み」

新年のちょっとした趣味に

お試しくださいませ。

 

 

 

tonarinodokushokai.hatenablog.com