となりの読書会。

となりの読書会。

読書会っておもしろい♪ 大阪府豊中市で開催しているママ向け、子ども向け読書会の記録と 、子どもとの遊びネタ、手作りおもちゃ、おもしろい本の話などを書いてます。 お子さんを喜ばせたいママ、 読書が好きな人、ぜひのぞいていってくださいね。

必要だと思った地震対策

地震、その時

2018.6.18(月)、

いつものように長女は小学校へ、

だんなは会社へ向かった。

 

次女は幼稚園に行く前なので

まだ家にいる。

私は床に座ってスマホを触っていた。

 

AM7:58

突然グラっと体が大きく揺れた。 

 

地震!!?」

 

次女を見ると

高さ180cm、幅4m程に設置している

本棚の前にいた。 

 

名前を叫び、

急いでそばに行こうとするが

揺れがひどく

まっすぐ立って走れない。

 

よろけながら次女に飛びかかり

共にローテーブルの下に潜り込んだ。

 

大阪北部地震、発生。

緊急地震速報の音は聞こえなかった。

 

机の下で怖がる娘に

「大丈夫、大丈夫だよ」

というも、激しく続く揺れと

ガシャガシャ音を立てて倒れる家具に

動悸が激しくなる。

 

阪神大震災も受けた古いマンションだ。

倒壊したらどうしよう。

それが一番恐ろしい。

 

揺れが、収まった。

 

次女をテーブル下に残し、

まだその辺にいるかもしれないと

ベランダから、長女の名前を呼んだ。

 

絶対戻ってきたらダメだ。

 

長女は近くにはいなかった。

ベランダも落ちたら怖いから

あまり踏み出ないようにする。

 

スマホはものに埋もれて

どこにあるかわからない。

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家中ぐちゃぐちゃだ。

 

停電になり、洗面所は光が届かず

真っ暗だった。

いつも遊びでよく使ってる懐中電灯も

どこにあるのかわからない。

 

動悸がいつまでたっても収まらない。

 

「おちつけ、おちつけ」

と、声に出して自分に言い聞かせて

次にすることを考え始めた。

 

 

ここから先、正解はないかもしれません。

 

ですが、

いろんなパターンを想像しておくことが

いざという時にきっと身を守ります。

 

実際に地震にあって

必要だと思った地震対策をお伝えします。

水とかそういう必要なものは

他のサイト見てください。

 

自分だったらどうするか

考えながら読んでください。

 

避難準備

今日は、もう家には戻れないかもしれない。

 

ママ友は先に小学校へ

子どもの迎えに行っていたが、

私は先に避難準備をした。

 

6月でも夜は冷えるからと

厚手のジャンパーを次女に着せ

フードをかぶらせて

玄関にいるように伝える。

 

私も厚めの上着をはおり

リュックの中に荷物を詰めていく。

 

子供の厚手ジャンパー

水筒にいれたお茶、

メガネとコンタクトケース、

次女のおむつ、おしりふき、

ビニール袋、

生理用品、下着

子どもの着替え、歯ブラシ、

タオル、ティッシュ、ハンカチ、

スマホスマホの充電コード、

財布

 

早くしなきゃと焦りながらなので

ゆっくり考えてもいられない

とにかく手当たりしだい

必要そうなものを詰めていく。

  

避難に必要なものリストを玄関においておく

 

避難に必要なものは、普段からできるだけまとめておいておく

 

そうすれば

こんな時も焦らないで動けるのかもなぁ。

  

本棚が倒れてそこら中ぐちゃぐちゃになったり、

食器が大量に割れて、通路を塞いでも

さっと出せたり、探し出せる場所に、

大事なものは置いとかなきゃなぁ。

 

懐中電灯は玄関においておこう。

 

ブレーカーを落とす

阪神大震災の時は停電後に

通電火災が起きた。

 

すぐに復旧したが

一時停電になったのと、

もしかしたら、

家に戻れないかもしれないので

念の為、ブレーカーを落としてから

家を出た。

 

マンションの廊下に出ると、

壁一面、縦に横に亀裂が入りまくっていた。 

 

身一つでとにかく避難すべきか、

避難準備をしてから出るべきか。

 

先がどうなるかはわからないから

悩ましいところだ。

 

学校に行って、

運動場で長女と合流。

無事で涙が出た。

 

「他のママ来てるのになかなか

来ないから怪我したかと思った」

 

心配かけて悪かったなぁ。

 

長女は学校につく手前で

友達と地震にあい

近くにいた保護者と一緒に

学校まで行ったそうだ。

ありがとうございます!!

  

電車に乗る前だっただんなとも合流。

 

マンション前で差し入れの

お菓子をいただきながら夕方まで過ごした。

小さなお子さんがいる家や

食器がたくさん割れた家の人は

実家に避難していた。

 

ひび割れたマンションに戻るのは怖かったが

余震も少なく、なんとか、その日のうちに

家に戻ることができた。

 

避難先を共有しておく

仕事に行ってたら

帰れなかったかもしれない。

スマホも壊れたら、連絡取れない。

 

「連絡できなくても、

しばらく会えなくても、

とにかく生きてたらいいから」

普段からそう話している。

 

こんな大きな災害が突然やってくるなら、

家を出なきゃいけない日も

突然やってくるだろう。

 

「とにかくここに行けば会える」

と、わかるよう避難先は共有しておこう。

 

家の地震対策

耐震用突っ張り棒をつける

地震の時

次女はこの写真の左奥の角、

本がうず高く積もってる場所に座っていた。

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本棚に突っ張り棒しててよかった。

 

突っ張り棒をしていなかった別の本棚は

倒れて半分に折れた。

 

もし突っ張り棒が無かったら

一発で本棚の下敷きになっていたかも。

今、考えてもゾッとする。

 

引っ越ししたてで

食器棚に突っ張り棒を

つけていない人もいた。

 

食器棚が倒れると

片付けや、その後の食器の購入など

ダメージがでかい。

 

いつくるかわからない地震だから、

大きな家具には

すぐに耐震用突っ張り棒をつけてほしい。

  

テレビにカバーをつける&耐震ジェルを置く

 

うちでは、

長女が一才の頃に

テレビの画面をよく叩いていたので

保護のためにアクリルカバーをつけていた。

 

ブライトンネット 薄型TV保護パネル32インチ用クリアタイプ BTV-PP32CL

ブライトンネット 薄型TV保護パネル32インチ用クリアタイプ BTV-PP32CL

 

 

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写真左側、テレビは台から落ちていた。

幸いカバーが壊れただけで

画面は守られました。

 

他の家では、液晶が割れたところも

何軒かありました。

10万の出費は痛い。。

 

テレビの下に耐震ジェルを置いたり

テレビ専用耐震マット

テレビ専用耐震マット

 

 

アクリルカバーをつけておくほうが

いいかもしれない。

 

スマホで情報得られても

不安だから

こういう時はテレビをつけてたいしなぁ。

 

窓ガラス飛散対策

最初の地震の後も

余震や、本震が起こるかもしれないので

油断ならない。

 

窓ガラスには

養生テープを縦横斜めに貼って

飛散しないように備えた。

 

ガスの復旧

ガスが止まって困りましたが

これは、地震の時に

安全対策として勝手に止まるようです。

 

手順に従ってマイコンメーター

操作すれば使えるようになります。

 

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マイコンメーターどこにあるか

見ておいてくださいね。

 

下にもぐれるテーブルを選ぶ

最近、テーブルを買い換えました。

テーブルの下にティッシュなどを

置ける棚がついてる

便利なテーブルもありましたが

そういうのがあると、

いざというとき、

机の下に潜ることができません。

 

今回の地震もテーブルの下に

もぐれていたので

最悪本棚が倒れても大丈夫だろうと

思えました。

 

地震の時に、テーブル下は

一番身を守れる場所かもしれません。

 

テーブルを選ぶときには

下にはいれる

頑丈なものを選ぶほうが

いざというときも安心ですよ。

 

食器棚扉ロック

開き戸の食器棚も、開いて中身が落ちると

大変なので、揺れでロックがかかる

こういう器具をつけておくのもおすすめです。

つけていない場合は

余震対策で、

しばらくの間は養生テープなどで

毎回閉じるようにするほうがいいです。

  

小4の時の阪神大震災の時より

大人になってからの地震の方が

怖く感じました。

 

23年ぶりの大きな地震

 

ほんとに、

いつどこでも

起こることです。

 

とにかく家族みんなが

無事生き延びられるよう

普段から災害が起きた時の行動について

よく話し合って、準備をしてくださいね。