となりの読書会。

となりの読書会。

読書会っておもしろい♪ 大阪府豊中市で開催しているママ向け、子ども向け読書会の記録と 、子どもとの遊びネタ、手作りおもちゃ、おもしろい本の話などを書いてます。 お子さんを喜ばせたいママ、 読書が好きな人、ぜひのぞいていってくださいね。

女の子になりたい男の子と、男の子になりたい女の子「放浪息子」

今日は豊中市の小さな図書館と、

図書館で借りたおもしろかった漫画を

ご紹介します。

すてっぷ情報ライブラリー

阪急宝塚線豊中駅」直結の

男女共同参画センターすてっぷに

「すてっぷ情報ライブラリー」

という、小さな図書館がある。

  

 

女性の社会進出の本、

家族、DV、シングルマザーの本、

女性作家の本、

性に関する本

LGBTの本など、

公立図書館と違って

ちょっとセレクトが効いた

図書館になっている。

 

かと言って堅苦しさはなく、

おもしろい本も多いし、

本が少ない分、選びやすい。

 

DVDが借りられる

話題になった映画のDVDとかも

1週間無料で借りたり

その場で見たりすることができる。

 

市立図書館はDVD借りれないし、

ツタヤが豊中から全店撤退してしまったので

映画を見たいときは、

アマゾンのファイヤースティックで見るか、

ここで借りるかになった。

  

保育付きライブラリー

2時間子どもを預かってくれて

その間、ママは図書館でゆっくり過ごせる

ママにうれしいサービスもある。

 

1度預けてみたら、

すごいよかった。

 

2時間弱になるからあっちゅーまに

すぎるけど、

自分だけの本と向き合える時間は

とっても貴重。

 

自習できる

公立図書館で自習できるところは

1館くらいかもしれないが

ここは、予約すれば

3時間自習で使うことができる。

 

豊中市立図書館の本の返却ポストがある

フロアごと閉館している水曜日以外なら、

すてっぷ情報ライブラリーの前にある

返却ポストから市立図書館の本を返却できる。

 

市立図書館で借りたはいいが、

返却しにいけない人には

豊中駅直結ビルで

返却できるのは、結構便利だ。

 

 

阪急電車が見えるカウンター席

カウンター席に座ると阪急電車

駅や線路が見えます。

 

有川浩さんの小説、映画化で

有名になったあの「阪急電車」です。

(路線は違いますが)

 

おしゃれなマルーンカラーの車体、

木目調の車内、

オリーブ色の椅子は

とても上品で、鉄オタだけでなく

地元民にも愛される電車です。

 

流石に写真撮ったりしないけど

ここのカウンター席の右端は

阪急電車ファンにはたまらない特等席です。

 

 

小さいけど、大好きな図書館です。

 

 

先日漫画を発見し

最初に4冊、

次に10冊どっさり借りてきました。

 

放浪息子

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はじまりは小学6年生

一人の男の子が転校してくるところから。

 

中心人物は

女の子になりたい男の子 似鳥くんと

男の子になりたい女の子 高槻さん。

 

女装してみたら

めちゃくちゃかわいい似鳥くん。

 

この先

声変わりしたり、ひげが生えたり

体が男になっていくことに

葛藤する。

 

似鳥くんの周りには、

男の子になりたい女の子、高槻さんや、

似鳥くんのありのままを

応援してくれる友達。

同じく女の子になりたい男の子など、

たくさんの味方がいる。

 

けど、どんなに味方がいようと、

社会一般に受け入れられるわけじゃない。

 

自分がどんなふうに生きていくべきか

思い悩み、思い切った行動に出たり、

傷ついたりしながら、成長して行く

似鳥くんをとても応援したくなる。

 

残すとこ1巻。

小6〜高校生になるまでの

心や態度の成長の描写がすごい。

 

漫画だから都合よく

理解してくれる友達や、

同じような友達が多いなぁと思ったけど、

もしかしたら、私が知らなかっただけで

こんな子たちが周りに

たくさんいたのかもしれないなぁ。

 

1人も、そういう人にあったことはないけど、

みんな言わないだけで

学校に何人もいたのかもしれない。

 

似鳥くんはかわいいのもあって

違和感を感じないけど

theおじさんが、女性の格好をしていたら、

やっぱり奇異の目で見られたり

そういうこともあるんだろうなぁ。

 

私が男性に恋をするのと同じように

同性を、好きになる人も

反対の性になりたい人も

もっと当たり前に認められていく

社会になったらいいなぁ。

 

ありのままで、

それがあたりまえで

みんなに受け入れてもらえる。

 

ただでさえ、本人たちは計り知れない

葛藤を抱えている。

 

そんな人たちが

生きやすい社会を作るのは

私達一人ひとりの意識次第なのかもしれない。

  

放浪息子1 (ビームコミックス)

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