子どもが友達と喧嘩して帰ってきた日に読んであげたい絵本
小学生のけんか
「私のこと無視してくる。大っきらい！」
「そっちが無視してくるんでしょー！」
公園で、小学生低学年女子たち大喧嘩。
「ふん！」って声が聞こえてきそう。
喧嘩してる二組の間で
おろおろする女の子。
「絶対あっちとしゃべったら
だめだからね！」
「う、うん。。」
間になった子は大変だ。
仲裁しようとしても
取り付く島もない。
心の中でがんばれと
その子にエールを送る。
小学生になると口も立つので
こういう喧嘩が何かと起こります。
仲直りして帰ってこれたらいいけど
一日持ち越すと
子どもにとっても結構つらいものです。
喧嘩して帰ってきた日に読みたい絵本
喧嘩して、
ぷりぷり怒って帰ってきた日や、
しょんぼりして、帰ってきた日に
読んであげたいのがこの本です。
「わらっちゃった」
ってタイトルだけど
表紙めっちゃ怒ってます。
あらすじ
アケミちゃんと主人公の女の子は、大喧嘩。
お友達のしーちゃんは間でオロオロ。
カンカンに怒って
一人で帰る帰り道。
転んで怪我したのは
アケミちゃんのせい！
いもうとのおやつをとって
お母さんに怒られたのも
アケミちゃんのせい！！
お風呂に入って傷が痛いのも
みーんなみんなアケミちゃんのせい！！
あんまり怒ったもんだから
女の子の頭から角が生えてきて
真っ赤な顔した鬼になっちゃった！
お化けになったしーちゃんに
連れられてきたのは
不思議でおかしいおばけ寄せ。
そこにいた
鬼になってたアケミちゃんと、
ゲラゲラ大笑いしたら
元に戻っちゃった。
スッキリ笑って仲直り。
子ども自身の気持ちがすっと楽になる絵本
カンカンに怒る女の子二人と
間でオロオロするしーちゃん。
ああ、女の子のけんかってそうそう。
こんなんこんなん！
と、大人なら懐かしく、
子どもにはまさに今
しょっちゅう起こりうること。
この本を読むと
喧嘩から、仲直りまで
疑似体験できちゃいます。
けんかして、
しょんぼりして帰ってきても
この本読んだら
「明日は仲直りできるかな」
って、ちょっと元気が出てきます。
この本のオチと
裏表紙が、またいいんです。
女の子の世界を
すごくよく描いてくれてる。
何かと喧嘩しがちな
小学生のお子さんがいる
ご家庭にとってもおすすめです。
親がなんやかんやと
仲直りするための
アドバイスをするより
この本を読むほうがいいかもしれない。
子ども自身の気持ちが
すっと楽になる1冊です。
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