母は、どんな年に生まれたんだろうー昭和24年へタイムスリップ
母は昭和24年生まれ。
戦争が終わって4年後に生まれた。
田舎育ちの母は
マムシを焼いて食べてた。
農家だから食べるものはあった。
肉はほとんど食べなかった。
ヤギのミルクを飲んでいた。
ヤギミルクはくさい。
と言っていた。
母が生まれた年、
どんなことがあったんだろう。
こんなときは、図書館の参考室で
新聞縮刷版を見るといい。
朝日新聞に見る日本の歩み〈昭和24年-25年(焦土に築く民主主義3)〉 (1973年)
- 作者: 朝日新聞社
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 1973
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お、あったあった。
これこれ。
朝日新聞の新聞縮刷版。
昭和24年~昭和25年の
新聞が縮小コピーされている冊子だ。
ノートとペンを持って
いざ、母の生まれた時代へタイムスリップ。
s24.1.15
初の成人の日
ん?初?
調べてみたら、前年に施行された祝日法で
1.15が成人の日とされ
はじめて、成人の日を迎えたとのこと。
初の成人式の様子はどうだったのか。
「国民の祝日としての気分はどうもハッキリしない面持ち。
民主々義文化協会が張り切って成人の日国民の祭典を
後楽園球場で催す。
千名足らずの成人が広いスタンドの一角に集まっただけ。
1個50円の赤バラ、白バラを売りつけて
野外大ダンスパーティを開く目論見だったらしいが
結局ものにならず」
はじめての成人式はどんなノリで祝えばいいか
わからんかったんかな(笑)
s24.2.13
「君が代」をどうするか
これ最近の話題じゃなくて、
戦後すぐからもうこんな話でてたんや。
「曲についていうと、今の日本では「君が代」以上の
良いものができるとは考えられない。
歌詞については過去の歴史的匂いがあっても
本当に民主々義的に訓練されている国民ならば
それを気にすべきではないと思う。
今はこのままにしておくべき。」
その他
「歌詞を一部変えたらどうか」
「歌って愉快になるような第二国歌があってもいい」
という意見も出ていた模様。
s24.9.6
千圓札を発行。年末までに二、三百億。
「インフレ懸念なし。
これに伴い、十円札は
新しい洋銀製硬貨に代えることとして
近く廃止されることとなった」
おー、聖徳太子のお札が発行されたのねー。
ん?
聖徳太子って1万円札じゃなかったっけ?
調べてみたら、聖徳太子の絵で
100円札、1000円札、5000円札、10000円札と
変わっていったようです。
知らなかった。
他にもいろんなことがあった、
母の生まれ年。
こうやって新聞縮刷版読んで見ないと
知らないことばかりだった。
今日もタイムスリップ楽しかった。
おもろい情報にふれられて
ほくほく。
次は何年に行こうかしらー♪