となりの読書会。

となりの読書会。

小説の舞台となった場所のイラストMAP、公開中。読書好きの方、書店員さん、ぜひご活用ください。

破れた絵本、セロテープで補修してませんか?

 

我が家の絵本は、人に何度も貸し出ししたり

床に置きっぱなしにしてるのを踏んでしまったり

何度も読んだがゆえの劣化だったりで

ページが破れたり、表紙が取れたり

することもあります。

 

図書館の本も、みんなが読むので

自分の番でページが外れてしまうこともあります。

 

気を使って、セロテープで、

やぶれたところをとめて

「すみませんでした」

って返しに行く。

 

って、ちょっとまったーー!!

 

司書の勉強をした時に初めて知ったこと。

 

それは、補修には絶対に

セロテープを使ってはいけないということ。

 

図書館には本の補修のプロがいますので

破れた本は破れたまま図書館にお持ちください。

 

セロテープを使うと

セロテープが変色して汚くなったり、

セロファンのほうだけが、劣化して取れて

粘着面だけが残り、べたべたと

汚れていってしまったりするそうです。

 

先日、我が家にある

「くれよんのくろくん」が

・表紙と背表紙

・本のページのかたまり

・裏表紙

の3パーツに分かれてしまいました。

ここまでひどい破れ方は初めて。

 

これ、なおるんかね。。

 

そんなとき、この絵本を思い出した。

ルリユールおじさん (講談社の創作絵本)

ルリユールおじさん (講談社の創作絵本)

 

 女の子が大切にしていた図鑑がばらばらになってしまい

本を直したり 、装飾したりする仕事

「ルリユール」をしている

おじさんの元を訪ねます。

 

本を直す職人の技、

親から子へと受け継がれた伝統、

愛情。

 

読むたびに泣いてしまう。

子どもも大好きな絵本。

 

これ読んだら、

頑張って修理してみようという気持ちになった。

 

 

小さいお子さんがいて

よく本が破れるという方は

こういうテープをひとつ持っておくと便利ですよ。

セロテープはダメってことしか知らないので

自己流で本を修理していきます。

 

最初に、表紙裏のの薄い色紙と

本の最初のページを

テープで貼り合わせます。

 

このテープものすごく強力です。

指紋とかがっつりもっていかれます(笑)

なので、手はよく洗ってから

作業したほうがいいです。

貼り直しもしにくいので

一発勝負でがんばってください。 

 

次に表紙についてる背表紙と

ページ本体をくっつけます。

これはいいのかわからないけど

手っ取り早く、グルーガンでくっつける。

ボンドと違ってすぐにくっつくのはありがたいなぁ。

 

次に、背表紙と裏表紙を

テープで貼り合わせます。

そして、最後に

裏表紙開いたところと

ページ本体をテープでぴたっと貼ります。

 

お!

おお!!

 

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くっつけても

すぐ取れそうだなぁと思ってたけど

このテープのおかげで

がっちり丈夫に治りました!

幅広だからしっかりはれます。

 

補修テープ!ありがとう!

 

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テープ光ってるところでわかるかしら。

 

つるっつるの透明テープというより、

ちょっと、デコボコ感のあるテープです。

 

このテープにこれまで

何冊の本がお世話になってきたか。

 

表紙やページの破れには

セロテープでなく

補修テープ!

 

ぜひ、使ってみてくださいね(*´▽`*)

 

破れても自分で補修した本は

より一層愛着もわきますよ(*´▽`*)