となりの読書会。

となりの読書会。

読書会っておもしろい♪ 大阪府豊中市で開催しているママ向け、子ども向け読書会の記録と 、子どもとの遊びネタ、手作りおもちゃ、おもしろい本の話などを書いてます。 お子さんを喜ばせたいママ、 読書が好きな人、ぜひのぞいていってくださいね。

読書会の種類「紹介型読書会」「課題本読書会」「ビブリオバトル」等―主催する読書会の種類

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様々な読書会

読書会には様々な種類の読書会があります。

 

ここでは、主催、参加したことのある読書会を紹介します。

 

紹介型読書会

おすすめしたい本を持ち寄って、紹介しあう読書会。

私が主催しているのは、主にこのタイプの読書会です。

詳細は、こちらの『紹介型読書会』をお読みください。

 

「紹介型読書会」と同じく

よく行われているのが

「課題本読書会」と「ビブリオバトル」です。

 

課題本読書会

課題本をあらかじめ案内しておき

各人が、その本を読んでから読書会をします。

「一番好きなところはどこですか」

「この部分を読んで、みなさんはどう思いましたか」

など進行する人が質問をして、

同じ本について意見を交換しあいます。

 

一人で読んだだけでは

気づかなかったことに気づいたり

その本への読解や、愛着が深まる読書会です。

 

課題本は小説だったり、ビジネス書だったり

読書会の特色にあったものが選ばれているようです。

 

ビジネス本の古典など

難しい本を読み解くのにもおすすめです。

 

主催する場合

一章だけでも内容の濃い本は、

一章ずつ区切って話し合うのもいいです。

読んでくる量が少なく済むので、参加しやすく

狭い範囲を深堀りできますよ。

 

おのおの思ったことを言い合ってもいいですが、

深堀りしていきたい場合は、

進行する人はしっかり「質問」を

考えておいてくださいね。

 

課題本読書会では、

発言量に差がでることがあります。

進行する人は、発言が少ない人にも話を振って

みんなが参加できるように配慮してくださいね。

 

ビブリオバトル 

 ビブリオバトルは、発表参戦者が5分で本を紹介。

観戦者が、読みたくなった本に投票して

チャンプ本決定する、知的書評合戦です。

 

紹介のうまい下手ではなく

「いかに読みたくさせられたか」が重要です。

 

一般書の紹介にまぎれたマンガや、

絵本がチャンプ本に選ばれたり

意外な本が選ばれることもあります。

 

観戦者は、まるでスポーツ観戦をしているように

チャンプ本決定までの流れを楽しめます。

 

本の紹介にチャレンジしたい人は参戦者に。

しゃべるのは苦手だけど

面白い本の紹介は聞いてみたい人は観戦者に、と

住みわけができるところも良いです。

 

「知的書評合戦ビブリオバトル公式ウェブサイト」

公式ルールや、やり方について

詳しく説明があります。

 

 

 

 

その他の読書会 

普通の読書会がマンネリになってきたときには

下記のような、

ちょっと変わった読書会をするのも楽しいです。

 

未読本読書会

本屋や、図書館で開催し、

30分~1時間程度の選書タイムに、

各々本を選びます。

選んだ本をもって集まり、紹介しあいます。

 

まだ読んでない本でも

「タイトルを見た瞬間ピンときて、手に取りました」

「この部分に惹かれました」

「装丁で選びました」

など、意外と語れることは多いものです。

 

本を短時間で選ぶ時間、

人が本を選ぶ過程に

触れられるのが楽しいです。

 

積読本読書会

買ったけど、読んでいない本を持ち寄って

「買ったけど読んでない理由」や

「こんなことが書かれてると思う」などと

語り合います。

 

買った時はテンション上がってただろうに

長らく読んでない理由のところに

その人の人間味が感じられて

笑っちゃうくらい面白いです。

 

積読本読書会が

その積読本を読みはじめるきっかけになったり

読むのをあきらめて

本の交換会が始まることもあります。

 

 

 

 

決まった形にとらわれず

オリジナルの読書会を作ってみるのも

楽しいかもしれませんね。

 

自分が開催したいのはどんな読書会か、

参加者はどんな読書会を楽しんでくれそうか

いろんな読書会を参考に考えてみてください。