となりの読書会。

となりの読書会。

読書会っておもしろい♪ 大阪府豊中市で開催しているママ向け、子ども向け読書会の記録と 、子どもとの遊びネタ、手作りおもちゃ、おもしろい本の話などを書いてます。 お子さんを喜ばせたいママ、 読書が好きな人、ぜひのぞいていってくださいね。

「読書が好き」な読書会参加者の集め方

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読書会参加者を広く募集する場合は、

Facebookや、こくちーず(告知's)で

募集するやり方もありますが

私がしてきた知人を中心とした参加者の集め方を書いておきます。

 

「読書好き?」って唐突に聞いてみる。

「読書の話をしたいけど、読書好きの友達がいない」

という話をよく聞きます。私もそうでした。

 

読書会の参加者集めをしながら、分かったことがあります。

改まった場での自己紹介で、趣味を聞かれでもしない限り

自分から「読書が好き」と、公言する人はそうそういないということです。

 

よく会ってる友達ですら

読書が好きか嫌いかは、聞いてみないことにはわからないんです。

 

読書の話ができる会話の流れなど、そうそうないので

「唐突に」でも、勇気を出して聞いてみてください。

 

読書好きな人で一番多い返答は

「読書好きやけど、最近ほとんど読めてないわ。

なんでなん?」

 

 

「読書会やってて(やろうと思ってて)、読書好きな人探してんねん」

 

「そうなんや。読みたいんやけど、最近ほんま読めてないからなぁ」

 

最初はこんな風に、

やんわり断られそうになるので

そこから、もう一歩!

 

「みんな子育てとか、仕事とかで忙しくて

ほとんど読めないって人も多いねん。

だから、読みかけの本とか写真集、絵本とかでもいいねん。

『読書会いくために、本読むようになった』

 とか、本読むきっかけになることも多いみたい。

忙しいからたくさんは読めないけど、

いろんな本のいいところを聞けるから

読んだ気になれて、おいしいとこどりできるよ。

普段のお茶してあれこれしゃべってるところに

本ってテーマがあるくらいのノリやから

しゃべるんうまくなくても、全然大丈夫やねん」

と、読書会のウリや、雰囲気を説明。

 

「参加者、無理に増やさなあかんわけでもないし

ただの趣味の集まりやから、もし興味があれば。」

と、断れる余地も残しつつ

興味がある人がいたら名前をメモしておきます。

 

読書が苦手な人だった場合は

一度声をかけたのを忘れて

何度もお誘いしてしまわないよう

読書が苦手だった人の名前もメモしておきます。

 

読書会の案内を送るのは

読書が好きで、案内を送ってもいいと

言ってくださった人だけにしています。

 

興味のないものに勧誘されたり、全然連絡とっていない相手から

こういうときだけ連絡がくるのは嫌なものです。

 

地道ですが、こうして一人ずつ声をかけて

少しずつ参加者を増やしていきました。

 

リピーターになってくれそうな人に積極的に声をかける

「ほっこり読書会」は、平日の10~12時にやっています。

 

一番、よく参加してくれるのは、

平日空いている専業主婦の人たちです。

リピーターが多いほど、開催がしやすくなるので

自分の主催する読書会に一番来てほしい人、

よく来れそうな人には

積極的に声をかけていくようにしています。

 

案内を送るメンバーが、参加率の低い人ばかりだと

開催が危ぶまれます。

 

毎月開催できるかどうかは、

単純に案内を送る人数では計れません。

参加度合いも考慮する必要があります。

 

どんな人を誘っていけばいいか、

どれだけ人数が集まれば、

安定して開催していけるようになるか、考えながら、

お誘いしていくといいと思います。

 

毎月の開催さえできるようになれば

たまにしか来れない人も

都合のつくときには来てくれて

いろんな出会いがうまれて楽しくなります。

 

ただ、最初から絶対毎月開催せねばと思ってしまうと

プレッシャーから一歩を踏み出せなくなるかもしれません。

最初は、毎月開催なり、自分のやりたい頻度を目指しつつも、

「集まったときだけ、できればいっか」

「3人でも集まればやってみようか」

と気楽にはじめて、やりながら

いい方法を探していく方がうまくいきます。

 

新しい参加者を増やす

今いる知人だけに声をかけていくと

限界があります。

 

そこで新しく誰かと出会う機会があったら

その機会を活かして、読書会のことを話し案内をします。

 

私の場合は

子育て支援センターでよく顔を合わせようになった人

・子どもの幼稚園の懇親会

・新学期、小学校入学、幼稚園入園

など、新しい人と話せる機会を活かして声をかけていきました。

 

ただ、気を付けないといけないことが一つ。

それは「1回会っただけの人をお誘いしない」ということです。

 

最初の頃は焦って、

初めてあった人にも声をかけていましたが

印象悪かっただろうなぁと思います。

そら、そうですよね。

初めて会った時や、初めて連絡先を交換してすぐに

案内すると「勧誘したかっただけかな」と

せっかくの、友達ができる機会すら逃してしまいます。

 

声をかけるのはあせらず、

何度か会って、

笑ってお互いのことを話せるようになってからがベストです。

 

いい関係を築けるようになったら、

最初におなじく

「読書好き?」

の唐突な質問から、参加者が少しずつ増えていきます。

 

告知をバーンとどこかに貼りだして

いっぱい来てくれたら

それは楽だし、うれしいことですが

最初からなかなかそう、うまくはいきません。

 

地道な声かけは

自分から、いい出会いを作るチャンスです。

自分が主催する読書会に合う人に来てもらえるので

読書会の雰囲気も、とっても良くなります。

 

最初は案内できる人は7人しかいませんでしたが

地道な声かけと、参加者の紹介で

 3年の間に40人に増えました。

参加者は、少ない時は3人のこともありますが

毎月4~6名程度集まるようになりました。

 

読書会に参加する人は

毎月予定さえ合えば参加したい時期と、

ごぶさたな時期など

結構波があるので

少人数の読書会であれば

新しい人を誘い続ける方が

参加人数停滞期にも、開催を続けていくことが出来ると思います。

 

参加者増やしたさに、手当たり次第声をかけたりせず

あせらず、ゆっくり、参加者を増やしていってくださいね。

 

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