となりの読書会。

となりの読書会。

読書会っておもしろい♪ 大阪府豊中市で開催しているママ向け、子ども向け読書会の記録と 、子どもとの遊びネタ、手作りおもちゃ、おもしろい本の話などを書いてます。 お子さんを喜ばせたいママ、 読書が好きな人、ぜひのぞいていってくださいね。

親と子だけの「秘密の読書会」はじめてみませんか?

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(写真:絵本と雑貨 pieni silta (ピエニシルタ) )

 

子ども読書会「ほんのとびら」を始める3年前。

 

私たち家族は、月に1度読書会に参加していました。

年少になった娘も、いつか本を紹介してくれたらいいなぁと思っていましたが

恥ずかしがって、なかなか読書会で紹介はしてくれませんでした。

 

そんな時に

「ねぇ、お母さんと二人だけで『秘密の読書会』してみない?」

と、寝る前に聞いてみました。

秘密という言葉にワクワクしたのか

「やる!」

と言ってくれ、それぞれ絵本を一冊選びました。

 

私は、子どもにわかりやすいよう

シンプルな言葉で

本のタイトル、簡単なあらすじ、どこが一番好きかを

伝えました。

 

今度は娘の番です。

いつもは読書会で話すのは恥ずかしいというのに

その日は、安心感があるからか大きな声で

絵本を紹介してくれました。

 

娘が選んだのは
『ジャッキーのおたんじょうび』

ストーリーに全く関係なく
背景としてちょうちょが3匹とんでいるところがあります。

「ちょうちょがとべとべ。


 いちばんおっきいのはたかくとべ。

 

 ちゅうくらいのは、はっぱにぷちっととまれ。


 ちいさいのは、つかまえれ」

 

私は娘の観察力と、感性に驚きました。

 

大人は文字を追ってるので

絵をじっくり見ることができません。

 

私が読む言葉を聞いてる間

娘は絵を隅々までみて

たくさんのことを感じているんだと知りました。

 

『おおかみと七ひきのこやぎ』

を紹介してくれたときは

 

「2時になって、お母さんはおでかけしました。

3時におおかみがきました。

4時におかあさんは帰ってきて、びっくりしました」

 

と、背景に描かれている時計の針が

ちゃんと進んでいることを教えてくれました。

そんなとこまで、描かれていたなんて

全然知らなかった。

 

絵本の紹介を終えた娘は

大きなことをやり遂げたような

ぴっかぴかの笑顔を見せてくれました。

 

この時の体験が

今の、小学1年生向けの

「こどもどくしょかい『ほんのとびら』」につながっていきました。

 

ほんのとびらに来た子どもたちも

「また行きたい!」

「好きなぺージ言えてうれしかった!!」

「家でもやりたいくらいおもしろかった!」

と楽しんでくれています。

 

自分の好きなことを人にしゃべれるって

大人も子どもも、うれしいものなんだなぁと思います。

 

親と子だけの「秘密の読書会」、

よければ、やってみてくださいね。

 

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