となりの読書会。

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読書会っておもしろい♪ 大阪府豊中市で開催しているママ向け、子ども向け読書会の記録と 、子どもとの遊びネタ、手作りおもちゃ、おもしろい本の話などを書いてます。 お子さんを喜ばせたいママ、 読書が好きな人、ぜひのぞいていってくださいね。

中学英語すらできなくても、外国人と友達になれる!

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 中学英語すらできなくても、外国人と友達になれる!

外国人の友達がいるなんていうのは

英語ペラペラな人の特権だと思ってた。

 

けど、最近

英語ができない私でも

外国人と友達になれるということがわかった。

外国人からその国の文化を教えてもらうのは

本当に刺激的でおもしろい。

 

「英語できないのに

外国人と話すなんて、むりむり」

 

と思ってる人でも

外国人と友達になれるということを

ぜひ知ってほしい。

 

英語力がこのレベルでも大丈夫

私の英語力の程度を説明しておこう。

2つの文をザット (カタカナでご勘弁を)で

つなぐ文法。

「私は公園を走っている 犬を見ました」

みたいな文章作るやつ。

最初はザットでならったが

途中からフーでつないだり、ウィッチで

つなぐのをならった。

けど、「全部ザットでええんちゃうん?」

と、テストでも、ザットしか書かずに

✕だらけだった。

 

高校生になると、英語はさらにわからなくなり

主語の後ろに(  )があれば

とりあえずハブかハブトゥー(ハフトゥっていうの?)を

書いて、これまた✕だらけ。

 

今現在、自信満々に言える難しい英語文は

「ウェア― アー ユー フロム?」と

漫画「赤ちゃんと僕」で学んだ

「ソーリー。アイキャンノットスピークイングリッシュ」

(言わずもがな・・・・)

その程度だ。

 

「英語が苦手」という皆さんのほうが

よっぽど話せるんじゃないだろうか。

 

英語レベルを無視して、外国人に話しかける

 

「外国人と話したいから、

中学英語から勉強し直すことにした。

けど、しゃべる機会なんてないから、

勉強はやめてしまった」

 

そんな人も多いだろう。

 

「外国人と話したい」

が目的の人は、

順番を変えてみてはどうだろう。

 

「しゃべれないから、英語を勉強する」

より、先にすること。

 

それは、

「英語レベルを無視して、外国人に話しかける」

ということだ。

 

本当に使える英語を勉強したい人であれば

先に外国人と話す方が、必要な英語が覚えられる。

 

外国人に声をかけてみよう

町中であった旅行者風の人や

自分の身近な場所で出会った人に声をかけてみよう。

 

目が合った時に微笑みながら(実際は照れながら)

「ウェアーアーユーフロム?」

と聞いてみる。

それだけで、相手は笑顔で

どこの国の人なのか教えてくれ、会話が始まる。

 

私が自信満々に言える英語がこれだ、と言った割には、

いざ話しかける時には、完璧に忘れ

「あー、ワット カントリー?」

と聞いたこともある。

 

全然かまわない。

 

意図をくんでちゃんと答えてくれる。

 

私の勝手な想像だが

言葉の通じない国で、ちょっと声をかけられると嬉しいと思う。

もし外国にいったときに、日本語で

「国、なに?」と聞かれたらよろこんで答えると思う。

あってるかどうかより、声をかけてくれたことがうれしい。

 

その人は、言った。

アゼルバイジャン

「え?なに?あぜ?」

(パードゥンじゃなく、完全日本語)

「アゼル・・?」「アゼルバ・・・?」

何度も聞いてようやく言えた。

 

5W1Hが言える人ならきっと、

WやHと単語の組み合わせ、ジェスチャーだけでも

いろんなことを聞ける。

 

「ウェン ディドゥ ユー カム ジャパン?」

ジャパンの前にinがいるのかどうかとか

ドゥかディドゥかウィルかとかはどうでもいい。

とにかく、なんとなくでも伝わればいい。

 

英語でいろんなことを教えてもらい 

「アーハン」も言えず、

「へー、すごい」と日本語で言ったり、

わからないところは、首を傾げたり

「うーん、なんやろ?」

とか、一人日本語でつぶやいたりしてる。

 

相手だって、これだけ英語が喋れない相手が

全部理解してるだなんて思わないから

会話が続かなくたって全然大丈夫だ。

 

英語できない人が外国人とやりとりするコツ

英語ができない人は

PC、スマホをフル活用すれば

濃いコミュニケーションをとることができます。

 

Google翻訳

これを使えば、日本語が直ちに英語に変わります。

さっと単語だけでも調べれば、適当な英語とジェスチャーで伝わるし

翻訳された文章を見せてもいい。

メールやFacebookで連絡がとれるようになると

Google翻訳のおかげで

会ってる時よりサクサクいろんなことが話せます。

約束の詳細を決めるときは、メールの方が確実です。

この英文あってるのかな、と

逆に和訳にしてみると

時々とんでもない英文になってますが、それもご愛嬌です。

わからなけらば、わからないと言ってくれるし

どうしても説明できないときは、謝ってその話題はスルーします。

 

画像検索

相手の国や、食べ物の写真、日本の文化などを検索して

見せるだけで会話がはずみます。

 

おにぎらずに似たベトナム料理の写真を見せてもらい

「おー、イッツライクおにぎらず!!」

と、おにぎりを教える前に、おにぎらずを教えて

似てる!と、盛り上がったり、

7段のお雛様の画像と、値段の0の多さを見て

「オゥ ベリーエクスペンシブ・・・」

「イェー」

と、一緒に驚いたりしました。

 

母国語を教えてもらう

相手の母国語を教えてもらうと

とても喜んでもらえます。

外国人によく聞くのが

「ワット ドゥ ユー セイ ”ハロー” イン (インドネシア)?」

こんな風に聞けば

いろんな言葉を教えてもらえる。

 

子育て支援センターにいたベトナム人ママには、

ネットで調べた挨拶で「シンチャオ」と声をかけた。

英語で「ベトナム語をしゃべれるのか」と聞かれ

「シンチャオ(こんにちは)、カームオン(ありがとう)

ツーワード オンリー」

と、答えたところから、友達になることができた。

1~10の言い方、自己紹介の仕方、あいさつ、物の名前など

いろんな言葉を教わった。

別れるときには

「ヘンガップライ(また会いましょう)」と教わった言葉を使ってみている。

 

ベトナムだと、ベビーシッターが安い」という話を聞いたときには

「オシン」という単語がやたら出てきた。

後から調べると、

日本のドラマ「おしん」がベトナムで流行ったことから

「オシン」は、「お手伝いさん」という意味のベトナム語になったらしい。

他にもバイクのことを、ベトナム語で「ホンダ」と言ったりするそう。

ベトナム人と友達にならなければ、きっとこんなことは知らなかった。

こういう体験ができるから、外国人と友達になるのはおもしろい。

 

使いそうな言葉のストックメモ

「英語を勉強してから、話す機会をさがす」のでは

なかなかその機会はこない。

 

先にいざ、話しかけてみれば

こんなこと聞いてみたい、

こんな風に仲良くなりたいという

欲求が湧いてくる。

 

「言いたいことを調べて言う」

 

その方が、先に勉強するより

必要な英語を覚えていける。

(英語覚えてない私がえらそうにすんません)

 

まずは連絡先を知りたかったので

「言葉ストックメモ」に

連絡先の聞き方を英語と和訳をつけてメモ。

それを、見せながら、読んで見ると

快く連絡先を教えてもらえた。

 

「自宅に来てもらって一緒に

和食や、相手の国のご飯を食べてみたい」

「今度の日曜日空いてますか?ってさっと聞きたい」

「コーヒーか、紅茶どっちがいいですか?って聞いてみたい」

と、仲良くなると、どんどん話したいことはでてきます。

その都度、よく使いそうな言葉(教えてもらった母国語も)を調べて

「言葉ストックメモ」に書きこんでいきます。

 

その人との会話でも役立つし、

また新たに別の外国人と知り合うときにも

この「言葉ストックメモ」が

とっても役立ちます。

 

メモのおかげで

「ウッジュー ライク サムシング トゥ ドゥリンク?」

など、どや顔で言える英語が増えました。(レベル低い)

その後はまた

怪しい英語と、日本語でしゃべっています。

 

日本語を教える

英語はできないけど

日本語を教えるならおまかせあれ!

相手が普段使いそうな実用的な言葉を

ジェスチャーや、イラストを交えて

教えると喜ばれます。

子育て中のママに、子育てに使える言葉を教えました。

イラストを描いて、「レッツ プレイ トゥゲザー」などと

英語で言いながら

ローマ字で日本語を書いていきます。

「issho ni asobo」

「yamete」

kawaii

「douzo」

「tyoudai」

「nansai desuka?」

など。

大人同士で使う言葉は勉強していても

子育てで使える言葉を勉強する機会は少ないので

こういう言葉を教えると

子育て支援センターでもよく使って、覚えていってくれました。

日本語テキストも、モノクロで

イラスト入りとはいえ、大人向けでちょっと固いものが多いので

絵本に、ローマ字を書いてプレゼントしたり

小さい子向けの言葉図鑑にローマ字を書いてプレゼントすると

親子で楽しく勉強するのに役立つととても喜ばれました。

他にも、ローマ字読みを書いてほしいものがあれば

預かって、書き込んであげました。

 

ここまで仲良くなると、

困ったときにいろいろ、

聞かれたり、ついてきてほしいと言われることもありました。

保育園に質問があるときに、

英文を、Google翻訳で日本語に直して送ったり、

一緒に保育園に行って、日本語で聞いた説明を

英文に直して送ったりしました。

協力するのは「できること」、「できるとき」だけです。

頼まれることが多かったり、

家の契約など、日本語でも難しいことがあれば

ちゃんと断るようにしています。

 

最後に

英語がここまでできない人間でも、

ちゃんと、外国人と友達になり

楽しいコミュニケーションをとることができるということが

おわかりいただけたと思います。

こんな私ですが、これまでに

ベトナム・カナダ・スペイン・アメリカ 

インドネシア・台湾・中国・アゼルバイジャン

南スーダン・エジプト・インド・ヨルダンなど

様々な国の人と楽しい会話をすることができました。

生の声で異文化を知るという経験は、

ネットや本で知識を得る以上におもしろいことです。

 

いろんな国の言葉を話せる高校生の男の子が

こんなことを言ってました。

「いろんな国の人と話すようになると

世界が広くなるより、世界が狭くなると感じた。

どこの誰とでもつながりあえる。

俺は、スペインにも、中国にも、イタリアにも友達がいる。

いろんな国の人ともっと友達になりたい。

みんながいろんな国の人と友達になれば、戦争なんて起こらないと思う。

だって、友達同士で殺し合いなんてしたくないやん。」

かっちょいいぞ、高校生!

私もたくさんの国の人と友達になっていきたいなぁ。

 

「しゃべれるもんならしゃべりたいけど、

英語できないし、外国人と話すなんて無理」

と、尻込みするのはもったいないです。

「とにかく話かけてみる」

それだけで、外国人とコミュニケーションは

とれるようになっていきます。

 

今まで経験したことがないような

楽しい世界が待っていますよ。

 

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